さがみはら産業創造センター

■インストラクターコメント
　ジュニアアントレ四日目。今日は、まちに待った商品製造の日！恒例の朝のオリエンテーションが終わったあと、販売マナー講義をして、いよいよ商品製造の時間に突入しました。　開始した途端、早速仕入れに行く会社もあれば、道具屋へ急いで流れ込む会社もあり、各会社の動きが本当に様々で、見ている方はウキウキしていました。
　皆の懸命に物を作る姿が、今も胸に焼きついています。各会社の印象的なシーンは、古瀬アクセサリー工房は色とりどりに保冷剤を工夫して作ったり、ＪＥＴ社はパソコンを使ってエコバックのレイアウトを作ったり、ＣＡＴ社は小麦粉が吹き飛ぶという事件がありつつも、炎天下の中もくもくと作業をしていました。Ｍ・Ｅ・Ｐ社は後半ミシンを使っての細かい作業をもくもくと行っていたり、Ｍｏｒｉｎｏｂｕ社はやすり班と切る班に作業を分担して進めたり、海豚社は人材派遣をフル活用し、ラストまであきらめずに行いました。皆、本当にがんばりましたネ。おつかれさまでした。
　明日は、ついにジュニアアントレ最終日。心をこめて販売しに行きましょう！

1.商品製造

「各社商品紹介・製造の様子」
古瀬アクセサリー工房古瀬アクセサリー工房では、たくさんの問題が起こりましたが、最高によい商品を作ることができました。皆で決められた作業を分担し、効率よく商品作りをしていました。普段は集中力がすぐ切れてしまいましたが、製造になると休憩もせずに夢中で作業をしていました。明日は、とうとう販売、目指せ50個完売！　ガンバリます。
ＪＥＴいよいよ製造の日。やる気一杯で作業に取り掛かったＪＥＴ社の皆。手際よく作業を分担して、午前中は予定通り作業が進みました。皆余裕のある表情で和やかな雰囲気でした。でも、午後の作業に入ると雰囲気が一転して、真剣な表情になりました。時間に追われながらも無事に商品が完成！　ステキなエコバックが完売するように明日も頑張ります！
ＣＡＴ 4日目のＣＡＴ社の朝は、仕入れ班と製造班に分かれてのスタートでした。風船に小麦粉を入れる作業では、炎天下の中、身体中を真っ白にしながら作業をしました。最初は上手く小麦粉が入らず苦戦するも、元々器用なメンバーが揃っているので、どんどんスピードアップ！　「けいすけ」は、皆を盛り上げながら、超癒しイラストを風船に描いていきます。「しばちゃん」は、天才的な画力で素晴らしい看板を短時間に仕上げます。「たっき」は、社長からアイデア賞を貰うほどの腕前で、風船にも毛糸で髪の毛を付けていきます。「ゆうじ」は、裏社長なのでもくもくと作業。全工程において集中力No1。そんなこんなで、1番に作業が終了。社長の今日の一言「これも社長の力かな！」
Ｍ・Ｅ・Ｐ　融資交渉はスムーズに進んだＭ・Ｅ・Ｐ社。いよいよ製造の日を迎えました。　午前中は、ほんわかムードで布に線を引き裁断していきます。ところが午後に入りアイロン掛けに時間が掛かることが分かり、あせりはじめます。20枚の布にアイロン掛けするのは予想以上に大変な作業です。幼い頃にアイロンで火傷し、その日からアイロン恐怖症の「なんちゃん」も、おそるおそるアイロン掛けに奮闘！　「さぁ、あとはミシンで縫うのみ！」と思いきや、レンタルしたミシンが不良品ばかり・・・。家庭科の先生まで出動して（大久保先生ありがとうございます。）何とかミシンスタートです。そこで、「かおちゃん」パワー爆発です。ものすごい速さときれいさで縫っていきます。初めての「ともや」もやってみると、上手でどんどん縫い進めていきます。　「よし完成！」と思ったら30分延長の号令。装飾に磨きをかけました。焦ったけど、みんな協力してくれてよかったと胸をなで下ろす社長。こうしてＭ・Ｅ・Ｐ社の4日目は幕を閉じました。明日も販売頑張るぞー！　今日の「ともや」の一言。「一番楽しい日になるかと思ったら、一番大変な日になったね！」
Morinobu 　Ｍｏｒｉｎｏｂｕ社の商品は、木で作ったコースターです。木の丸太から切り出す作業や電動ヤスリなど、今までに体験したことのないことばかりで、皆の表情は真剣です。一つの商品でもキレイになるように作業する姿は、一人の職人のようでした。　できたコースターは、作った皆の個性が光るユニークなものが出来上がりました。
海豚　海豚社の商品は、イルカの形をあしらった風鈴です。　イルカは木材を切り出し、そこにヤスリをかけることで角をとり、かわいいイルカになるよう工夫しました。曲線が多い形を切り出すのにはとても集中力が必要で、ひとつひとつ真剣に、緊張した様子で作業をしていました。　慣れない作業で思った以上に製造に手間がかかってしまい、人材派遣を活用して商品をつくりあげました。海豚社の商品は、これからの暑い夏に、風鈴の音色とイルカで涼しさを演出します！明日の販売、完売目指してガンバリます！