かわらばん

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かわらばん入居版194号 2020年7月

日本サポートシステム株式会社 画処ラボ
   日本初!画像処理の悩みをワンストップで 解決する「画処ラボ」とは?
【責任者プロフィール】
日本サポートシステム株式会社 技術・生産本部/相模原事業所
所長 加藤 俊介(かとう しゅんすけ)
茨城県出身 藤沢市在住

 関東最大級のロボットシステムインテグレーターである日本サポートシステム株式会社。SIC-3 Innovation L ab.に入居している相模原事業所が主体となり、本年3月、日本初の画像処理に特化した検証施設「画処ラボ」をSIC-2 R&D L ab.に開所しました。

 所長である加藤さんは、大手電気機器メーカーの公式パートナー会社の立ち上げに携わるなど、長年にわたり画像処理の分野で活躍してきました。同社には昨年10月より参画し、相模原事業所長として画処ラボの運営を担っています。

【事業紹介】
 ロボットを含む自動化システムの導入に際しては、その「目」となる画像処理の役割が重要です。しかしながら、これまではカメラメーカーなどの机上検証通りにシステムを導入しても、実際には検査結果が安定しないなど、画像処理で苦労する企業が少なくありませんでした。

 そこで画処ラボでは、機器やプログラムの選定・装置化の検証・設計・製造などにワンストップで対応し、現場での実装を見据えた手厚いサポートを提供しています。また、30社以上のメーカーと提携しており、特定のメーカーに囚われることなく、様々なカメラやレンズ、照明などの機器やソフトウェアから最適な組み合わせを選定・提案しています。そして、装置導入後も、万が一のトラブル時において初期対応の迅速化や影響の最小化を図るため、遠隔サポートシステムを開発・導入し、万全のサポート体制を構築しています。画処ラボは、同じSICの入居企業であるレボックス株式会社(SIC-3)と共同運営を行っており、同社のラインカメラ検証システムが提供されています。また、エックスレイ・システムズ株式会社(SIC-1)からはハンディ型のX線照射機が提供されるなど、他の入居企業との連携も特徴的です。

 開所から早4か月。ラボには続々と相談が寄せられており、検証依頼のサンプル部品も数多く届いています。相談者は多岐にわたっており、ユーザー企業はもちろんのこと、商社や機器メーカーからの問い合わせも多いそうです。また、検証するサンプルの種類やサイズも様々。これらの多様な検証依頼に対応できるのは、幅広い提携ネットワークと経験豊富なエンジニアの存在があるからこそ。加藤さんをはじめとしたエンジニアの皆さんは、案件ごとに現場の検査環境を具体的にイメージしながら、最適な機器・システムの選定・提案を行うべく、仕事に邁進しています。

【今後の目標】
 すでに東京都港区新橋や栃木県小山市の拠点内にも、同様の画処ラボを展開。今後はタイの拠点にも新設する計画があるなど、積極的な事業展開を目指しています。

 また、同社は7社が集まるエンジニア集団「Team C ross FA」の一員でもあります。それぞれの強みを活かしながら、グループが一丸となって、工場のスマートファクトリー化など、日本の製造業を変える取り組みを進めています。

【取材を通して】
 小中学生時代は剣道に打ち込んできた加藤さん。現在は、ゲームからロードバイクまで多趣味な一面も。また、意外にも文系出身で、大学時代には英語の勉強に励み、ロンドンに留学した経験もあるそうです。

 光学系に特化したエンジニアを目指す学生が出てくるほど、画像処理業界の認知度を上げていきたいと語る加藤さん。常に冷静沈着でありながら、熱い想いも胸に秘め、日々企業が抱える画像処理の課題解決に尽力しています。(SIC 樽川)

日本サポートシステム株式会社 画処ラボ
SIC-2 R&D L ab. 2 314号室
URL https://gasho-labo.jp/

加藤所長
画処ラボのメンバー
中2 階スペースにはカメラなどの機器が並ぶ