かわらばん

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かわらばん地域版22号 2012年12月

がんばる中小企業をとことん応援!
   公益財団法人 相模原市産業振興財団
 相模原市産業振興財団(以下、財団)は、相模原市内の産業振興を図るため、平成4(1992)年8月に、相模原市と相模原商工会議所の出捐により設立されました。今年の4月には、公益財団法人に移行し新たにスタートしています。理事長は引き続き河本洋次が務めますが、4月には森山事務局長が、5月には村上常務理事が就任し、運営体制においても新体制となっております。

〇市の産業施策の担い手として。
 財団の活動範囲は、旧津久井4町との合併に伴い新相模原市全域となりました。山梨との県境から旧市街までの広範囲になっています。財団は、相模原市の産業施策の担い手として様々な事業
を展開して活動中です。

〇ものづくり企業の成長を支援します。
 財団の中心的な事業として、「ものづくり企業総合支援事業」を実施しています。今年度は、中小企業診断士の資格を有するコーディネータ3名がものづくり企業を訪問し、技術開発・販路開拓・
海外進出といった様々な経営課題をサポートするとともに、国や大学・研究機関などとも連携し、ものづくり企業の経営と成長を総合的に支援しています。支援した企業が市のトライアル発注認定や経営革新を受けるなどの成果が上がっています。

〇ものづくり企業の販路開拓も応援します。
 ものづくり企業が販路開拓のために国内外の見本市に出展する費用の一部を補助する「見本市出展助成事業」や、先進的な技術や製品を有する中小企業を取りまとめ、東京ビッグサイトなどに共同出展する「国内展示会相模原ブース出展事業」なども実施しております。相模原ブース出展については、JAXA(宇宙航空研究開発機構)の相模原キャンパスの協力を得るなど、地元企業とJAXAの架け橋となる活動も行っています。

〇創業を通じた地域の活性化にも取り組んでいます。 財団では、地域経済を活性化するため新事業の創出にも力を入れています。創業のための相談会やセミナーを開催し、SOHO支援事業やコミュニティビジネス推進事業などの業態や経営の手法に応じた支援を行っています。

私共、産業振興財団は、地域企業のために、これからも「進化」してまいりますので、ご期待ください。
後列左から 大西コーディネータ、山崎コーディネータ、伊牟田アドバイザー、西村コーディネータ、前列左から 村上常務理事、森山事務局長