かわらばん

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かわらばん入居版57号 2009年1月

石川の東海道 道中記 第4回
   ― 平成21年1月17日(土)新居宿~吉田宿 ―
 東海道に残る当時の関所(安政2年)は新居宿だけだそうで、見学したかったが、9時開館ということで外から全体を見るに止まる。町中では中学生が部活で登校する時間であったが、通りすがりの私にも挨拶をされて大変清々しい朝でした。
 西進すること40分で、西国から江戸への道中では、初めて太平洋を見ることができた「潮見坂」にかかる手前で、NHK・テレビ東京にも放映された名物お婆ちゃんに呼び止められた。小林末子さんといって、手作りのミニュチュア草履をこれまで3000 人にプレゼントしたそうで、私達も頂戴し早速リュックに付けさせてもらった。
 坂を登り、白須賀宿を通りすぎると1号線と合流するがここからが愛知県となる。東海道の宿場のうち22は静岡県であり、ある「安堵感」が湧いてくる。街道左右にはキャベツ畑が広がっている。JRのガードをくぐると二川宿に入り、江戸後期の商家「駒屋」が往時を偲ばせる佇まいである。本
陣資料館では大名が宿泊するにあたり、予約から出立までの流れが宿帳に記録され、役人が横暴で地元の人々は苦労していた状況が良く判りました。
 味噌味の「本陣コロッケ」を頬張りながら先を急ぎ1時間半で吉田宿(豊橋)に入ると、鍛冶屋が多いことでも知られた宿場だそうで、鍛冶町という町名が真っ先に出てくる。歩道橋の上からカラフルな市電の写真を撮り、階段を下りてくると東惣門の模型が出迎えてくれた。少しでも先に進んで
おこうと、豊川にかかる豊橋を渡る。地名になった橋で、矢作橋・瀬田の唐橋とともに東海道の三大橋(当時は吉田大橋)と呼ばれていたそうだ。
 5k先の小田淵駅に着いたのは16時半で、本日の歩いた距離30kでした。