さがみはら産業創造センター

平成24年度　当日の様子

「KomoNoiRe」　商品：カラーボックス
「ザ・セレブ・レボリューション・カンパニー!!」　商品：風鈴
「レインボー万華鏡」　商品：万華鏡
「アンテリア」　商品：モビール
「スマイル○スター☆」　商品：コースター
「KIDS・ティッシュー・Ｓ」　商品：ティッシュケース
「HAPPY ミサンガ」　商品：ミサンガ
「キャンドルーズ」　商品：キャンドル



参加者の声（クリックで拡大）

1日目

・会社設立

会社にはさまざまな役職がありましたが、立候補や子供同士の交渉でスムーズに役職決定ができました。また、社名も女の子を中心にいくつか候補が挙がりましたが、多数決ですぐに決めることができました。会社の約束事で少々時間がかかりましたが、社長が率先して案を出してくれたため、無事決めることができました。

・商品決定、企画
最初は6人中5人がキャンドルを希望していたためキャンドルを第一希望にしましたが、抽選ではずれてしまったため、商品は次の候補のミサンガに決まりました。商品企画の際にミサンガの色の組み合わせで苦戦していましたが、対象とする年代別に役割を決めてデザインを考えるという方針に切り替えたことでスムーズに進めることができました。

2日目

・事業計画書

途中で2名体調を崩して休憩をとっていましたが、子供たちが「休んでいる2人の分も頑張ろう」という気持ちになってくれたため、苦戦しつつも順調に進めることができました。ミサンガの値段とおつり用に借りるお金の額で時間がかかってしまいましたが、他の部分は社長と仕入れマネージャー中心にうまくまとめることができました。

・融資交渉
最初の交渉はみんな緊張していたのに加えて説明の役割分担が決まっていなかったため、手間取っていました。しかし、銀行に指摘された箇所はしっかり覚えていたため、2回目の交渉では自分たちの事業計画をきちんと説明することができていました。結果的には2回目でも融資してもらうことはできませんでしたが、指摘された内容をみんなで検討・修正し、3回目の交渉で融資してもらうことができました。1番最初に成立したため子供たちがとても嬉しそうにしていたのが印象に残っています。

3日目

・商品製造
男の子がミサンガの作り方がわからず苦戦していましたが、ミサンガを作れる女の子がコツを教えてくれたおかげで製造ペースが上がりました。どうしても編み方がわからないという男の子がいましたが、その子が遅れている分を製造マネージャーと仕入れマネージャーの女の子が補ってくれたため、時間内に予定個数を製造することができました。製造に夢中で休憩を取り忘れるのではと心配しましたが、メンバーがみんなの様子を見て、決められた回数分の休憩を提案してくれました。

4日目

・販売

移動に時間がかかり販売開始が遅れてしまいましたが、子供たちが一生懸命販売を頑張ってくれたおかげで無事完売することができました。昨日のミサンガ作りで遅れていた男の子が大きな声で宣伝し、女の子が商品のアピール、他の男の子がラッピングと会計というように、うまく役割分担ができていたのが印象に残っています。商品が完売した時の子供たちはとても嬉しそうでした。

・決算、報告会

限られた時間のなかで決算を済ませるのは大変な作業だったと思いますが、経理マネージャーがしっかりとお金とレシートの管理をしていたのに加え、社長や他のマネージャーが借用書や仕入れ代のメモをしっかり残していたため、スムーズに決算・返済を済ませることができました。BBの私にも全員から少しずつ給料を出してくれたのがとても嬉しかったです。決算を終えたすぐ後に報告会だったため、子供たちには大変だったと思いますが、質問にしっかり答えていた姿はとても頼もしかったです。

BBからのコメント

4日間で知らない子と会社設立～販売、決算まで行うのはとても大変なことだったと思います。私自身、小学生の頃子どもアントレを経験していたため子供がどれくらい不安なのかが想像でき、前日までは子供同士うまくやってくれるか不安でした。しかし、実際に本番を迎えてみると、最初は緊張していたもののすぐに打ち解けて販売まで協力してやり遂げてくれたので、子供は自分の想像以上にたくましいんだなと教えられました。アントレでは子供たちに教えるというのが目標でしたが、子供たちに教えられることもたくさんありとても感謝しています。今回の活動で得たモノをこれからの生活に活かしていこうと思うので、みなさんも今回のアントレで得たモノを大切にしてこれからも頑張ってください！

井上航輔(BB)