セミナー情報

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ロボットSIer養成講座

SIerとしての底力をUP!
  ロボット
  SIer
  養成講座
  Sagamihara  Robot
  System Integrator Training Program

狙い・目的

 第3回目となる今回は、好評を博した昨年度の内容をベースに受講者意見などを取り入れ、ロボットSIerの広範囲にわたる業務プロセスについて効果的に学べる場をご提供します。
●受講いただくメインターゲットを「若手エンジニア」とし、今後のロボットSIerの中核人材を育てます。
●日程は、復習・グループワークのインターバルを挟み3日×3フェイズ【計9日間】とし、若手エンジニアにじっくり学んでいただきます。
●ユーザーの課題解決を図るシステム提案について、中間発表で外部評価の時間を設けることで、顧客との折衝を疑似体験し顧客に最適なシステムの提案手法を学びます。

構成力

  • 現場での実践を通した経験値向上
  • 技術講座を通したシステム構成の「引き出し」の獲得

企画提案力

  • ヒアリングスキルの獲得による的確なニーズ把握
  • 分かりやすい提案書のノウハウ獲得

プロジェクト管理能力

  • 標準的なロボット導入手法の獲得
  • マネジメント手法の知識を得ることによる、迷走しないプロジェクト管理能力の獲得
ロボットSIerとしての底力アップ!!

ロボットSIerの業務プロセス

ユーザーの課題解決という実案件を通し、SIerとしての技術・考え方を学ぶ 超実戦型プログラム!

「戦略的ヒアリング力とプレゼン力」
          「ロボットシステム導入を成功に導くプロジェクトマネジメント」講座
          「産業用ロボット導入手順」講座-ロボット導入による社内イノベーション-
          ロボットSIerのための安全講座
          「ロボットシステム導入手順(RIPS)」講座-工程・ドキュメントの標準化について-
          工場見学
          公的研究開発プロジェクト提案にあたってのポイント
          最先端画像処理講座-知能ピッキングロボット革命-
          事前検討
          企画構想
          仕様定義
          設計(基本・詳細)
          製造納入前テスト
          運用開始保守点検

各講座はグループワークを中心に構成されており、参加者同士の新たなネットワークの醸成が
期待できるほか、評価の高い提案はユーザー企業に採用される可能性もあります。

カリキュラム

前期

  • 令和元年 8/5 (月) 10:00-17:00
    (株)スタンコミュニケーションズ 松尾由紀子氏 戦略的ヒアリング力と
    ロジカルプレゼンテーション力
    SIerとしてどうやって現場の課題やニーズを深く掘りだせるか、聞き取ったニーズをどうやったら分かりやすくロジカルに説明できるか実践を通して習得を目指す。提案や社内コミュニケーションですぐに使えるスキルを紹介する。
  • 令和元年 8/6 (火) 10:00-17:00
    (株)アラキエンジニアリング 荒木弥氏 産業用ロボット導入手順講座
    -ロボット導入による社内イノベーション-
    実際の導入事例を参考に、中小企業へのロボットシステム導入や周辺機器選定の際に注意すべきポイントを学ぶ。また、ロボットの基本操作について、実機を用いての説明を予定している。
    青山学院大学教授 松本俊之氏 付加価値に着目したシンプルな設備設計
    仕事の中で付加価値を生む変化を要素として抽出し、要素ごとに知恵を使って必要最小限のメカニズムでシンプルな作りの治具や設備を作製して自動化する改善の方法論に関して、具体的事例と演習とともに紹介する。
  • 令和元年 8/7 (水) 10:00-17:00
    グループワーク事前説明
    実際のシステム導入検討企業のニーズを題材に、実践でのヒアリング・検討を通して、現場での経験値向上や、システム構成力の獲得と、グループ内での議論を通した新しい知見やコミュニケーションスキルを得る。
各グループ検討期間

中期

  • 令和元年 9/11 (水) 10:00-17:00
    グループワーク中間発表
    各グループが、現地調査やユーザーへのヒアリングを通して抽出した課題に対し、検討期間内で構築した自動化システムのプレゼンテーションを実施する。
  • 令和元年 9/12 (木) 10:00-17:00
    工場見学
    前日の中間発表で審査員から指摘された項目などを踏まえ、課題企業に再度訪問の上、 必要な情報収集を行う。
    グループワーク課題検討時間
    中間発表での講評や他のグループによる発表を参考に、最終発表に向けて、各グループでの構想ブラッシュアップを行う。
  • 令和元年 9/13 (金) 10:00-17:00
    日本認証(株) 栃尾昌洋氏 ロボットSIerのための安全講座
    事例を通してSIerに必要な知識を学ぶ。
    ・ロボットと安全
    ・責任と法律
    ・安全とリスク
    ・ロボットの安全化技術
各グループ検討期間

後期

  • 令和元年 10/16 (水) 10:00-17:00
    アイシンク(株) 山本礼己氏 ロボットシステム導入を成功に導く
    プロジェクトマネジメント講座
    不確実性の高いプロジェクトを成功させる上で必要なプロジェクトマネジメントの考え方、プロセス、重要ツールの基礎を学ぶ。WBSなどの小演習あり。
  • 令和元年 10/17 (木) 10:00-17:00
    東京大学名誉教授 佐藤知正氏 研究開発プロジェクト提案のポイント
    -付加価値をつけるために!-
    公的な研究開発資金を獲得するためのロボットシステム提案書やヒアリングにおいて、審査員側がポイントにしている点や、効果的な書き方やヒアリング・プレゼンなどのテクニックを学ぶ。価値提案する事業実現に資していただく。
    先端技術講座
    これからのロボットSIerに必要な技術講座を開講予定。
  • 令和元年 10/18 (金) 10:00-17:00
    グループワーク最終発表
    受講したカリキュラムでの学習内容やこれまでの経験を活かし、顧客満足度のさらなる向上を意識した最終発表と審査員による講評を行う。

講師

  • 株式会社スタンコミュニケーションズ
    代表取締役
    松尾 由紀子 氏

    スピーチコーチ。
    フリーアナウンサー、取材記者アナウンサーとしての経験から、ロジカルコミュニケーション、プレゼンテーションを中心に、ダボス会議に参加する経営者や国際オリンピック委員をはじめ、ビジネスマン向けのプレゼン個別レッスンや、企業研修講師などを数多く務めている。
  • 株式会社アラキエンジニアリング
    代表取締役
    荒木 弥 氏

    静岡県掛川市生まれ。
    浜松市の楽器製造会社に入社後、生産技術部にて仕上げ加工ロボットの開発に従事してきた経験から2013年6月にアラキエンジニアリングを設立し、中小企業への産業用ロボット普及活動とバリ取りや研磨等に代表される仕上げ作業工程改善の技術支援を通して、「ロボットで人の心を動かす仕事」を目指している。
  • 青山学院大学 理工学部
    経営システム工学科 教授
    松本 俊之 氏

    慶應義塾大学大学院理工学研究科博士課程管理工学専攻修了。
    現在は青山学院大学理工学部経営システム工学科教授。博士(工学)。専門はIE(Industrial Engineering)であり、「見る、視る、観る、やって試る」を基本姿勢として、現場改善技術と教育システムの開発の研究にあたっている。
  • 日本認証株式会社 SA事業部
    教育事業部 部長
    栃尾 昌洋 氏

    長岡技術科学大学 機械システム創造専攻修士卒業。
    在学時より研究として機械安全に取り組み、学内ベンチャーも立ち上げた。
    その後、外資系コンポーネントメーカの営業を経て、日本認証㈱入社後、機械安全に関する講習会講師を担当。国内外で年間50回以上の講習会/セミナーの講師を実施。コンサルタントとして製造現場の個別課題の解決にも対応。
  • アイシンク株式会社
    PM系講座講師
    山本 礼己 氏

    大手電機メーカーにて、プロジェクトマネジメント・
    オフィス(PMO)に従事。
    金融システム・公共システムの構築に幅広く関わる中、組織のプロジェクトマネジメント体系の構築、実施、評価の実務を担当。PMの育成にも携わる。
    また、プロジェクトの一員としてプロジェクトマネジメントの実践にも努めてきた。アイシンク株式会社入社後はPM系講座の講師を担当。米国PMI®認定PMP®
  • 東京大学 名誉教授 佐藤 知正 氏

    東京大学大学院工学系研究科博士課程終了後、東京大学先端科学技術研究センターや工学系研究科機械情報教授などを歴任。
    日本ロボット学会会長を務めるなど、長年にわたりロボット研究やロボットの社会実装に携わっている。

前回までの養成講座・受講者の声

業種:SIer 役職:経営者 年齢:40代 中小企業は設計者でもユーザーと話をする機会が多くコミュニケーションは重要なので勉強になった。社員教育としても良いと感じた。 業種:設計 役職:エンジニア 年齢:20代 カリキュラムの内容やグループワークでのディスカッションを通して、一度設計したものを違う面から見られるようになった。 業種:ロボットメーカー 役職:担当 年齢:20代 講座内での交流を通して、実際のビジネスでも案件に関してのやり取りを始めた。 業種:制御設計 役職:エンジニア 年齢:40代 通常ある程度仕様の決まったものをこなす業務が中心なので、上流工程での仕様定義の部分に関われたことは非常に参考になった。 業種:SIer 役職:エンジニア 年齢:40代 安全についてのカリキュラムを受講した際、今まで携わった案件を一から設計し直したいほどの衝撃を受けた。 業種:SIer 役職:エンジニア 年齢:30代 グループ発表に対し、審査員の方から厳しいご指導やご助言をいただくことができ、勉強になった。課題が非常に頭を悩ませる題材でSlerとして頭を動かす良い訓練となった。

募集要項 ☆相模原市以外の企業様も応募できます☆

会 期: 令和元年8月5日(月)~令和元年10月18日(金)<全9回>
場 所: さがみはら産業創造センターSIC-2 大会議室 他
対象者: ロボットSIer(システム・インテグレータ)のノウハウを学びたい若手エンジニア
自動機・FA等の開発エンジニア、またはロボットユーザー企業のエンジニア
受講料: 税別 80,000円 ※受講申し込み後、別途ご案内いたします。
なお、開講日以降のキャンセル時は受講料の返金ができませんのであらかじめご了承ください。
募集人数: 20名 (1社から2名までの参加可) *先着順
申込方法: 7月19日(金)までに、
下記のURL、FAX、E-mailいずれかの方法でお申込みください。

定員に達したため、受付を終了いたしました。

URL:https://www.sic-sagamihara.jp/robot/
FAX 042-770-9077 E-mail sier-info@sic-sagamihara.jp

※1社2名のご受講の場合、お手数ですが申込書をコピーしてご利用ください。
主 催: 相模原市・株式会社さがみはら産業創造センター
お問い合わせ: さがみはらロボット導入支援センター(株式会社さがみはら産業創造センター)
担当:佐々木、樽川、安藤
〒252-0131 神奈川県相模原市緑区西橋本5-4-21 →アクセス
Tel : 042-770-9119 / Fax : 042-770-9077 / E-mail : sier-info@sic-sagamihara.jp

定員に達しましたので、申し込み受付は終了いたしました。