かわらばん

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     入居企業紹介
かわらばん入居版147号 2016年8月

さがみはらロボット導入支援センター
   相模原市「産業用ロボット導入支援事業」
【プロフィール】
所長・統括コーディネータ 宮川孝文氏
 家族と共に年に2回程海外旅行を楽しんでいた宮川さんですが、最近は忙しさも手伝って、一泊二日の温泉旅行を楽しんでいます。硫黄系の草津温泉や箱根の湯の花温泉がお薦めだそうです。日課は、愛犬の「ちゃこちゃん」の散歩です。

アドバイザー 勝亦健雄氏
 歴史好きと大河ドラマ好きが高じて自分でも武術を身につけたいと思い武道を始めたと言う勝亦さん。33歳から7年間続けた杖道では4段まで昇段。現在は「竹内流備中伝」という古流柔術の道場に通って稽古に励んでいるそうです。

アドバイザー 川下敬之氏           
 映画観賞が趣味の川下さん。今月は「インデペンデンス・デイ:リサージェンス」を観ました。最近のお薦めは、映画ではなくマインドフルネスのひとつの方法「座禅」だとか。毎朝10~15分の座禅が日課だそうです。「目の前の瞬間を生きる」ですね。

【事業紹介】
 さがみはらロボット導入支援センターは、SICが相模原市から委託を受けている「産業用ロボット導入支援事業」の中核機能として昨年の9月にオープンしました。
 所長・統括コーディネータを務める宮川孝文さんは、大手精密機器メーカー生産技術部門で、国内外工場の生産性向上・自動化設備導入の陣頭指揮を務めてきました。生産性向上を目指す「ものづくり中小企業」へのコンサルティングを進めることで日本のものづくりを元気にしたいと考え、大学院で経営学修士(MBA)・中小企業診断士を取得し、昨年3月に株式会社未来創造技術研究所を設立しました。
 SICが市と「さがみはらロボット導入支援センター」の構想を進める中で宮川さんと出会い、本事業の企画段階から参画いただき取りまとめ役として活躍いただいています。
 本事業では、産業用ロボットの導入支援や技術者の育成を通じて、市内ものづくり企業の「生産性の向上」や「競争力の強化」、「労働力不足の解消」を図る事を目的に、下記の事業を行っています。

○ロボット導入支援センター
 製造現場でのロボット導入をイメージした3つのロボットシステムを展示するとともに、自動化の簡易相談をお受けしています。必ずしもロボットありきでなく、企業の課題に応じ、工程・作業の改善、治具化や安価な専用機化などの助言も行っています。

〇自動化コンサルティング
 産業用ロボットによる自動化設備の導入を考えている企業に工場視察を行い、「自動化診断報告書」を作成します。自動化設備の具現化にあたっては、最適なロボットシステム導入の提案などの支援を行っています。

〇セミナー
 生産技術者を対象とする「自動化・省人化支援セミナー」、「ロボット操作教育セミナー」、ソフトウェア開発企業を対象とする「オープンソースソフトウェア講習会」などを開催しています。

【これからの夢または目標は?】
 宮川さんは、「ロボット導入支援センターの活動によって問題を解決し、市内のものづくりをさらに活性化したい。さらには、同センターでの活動を通して培った信頼・実績をもとに、全国のものづくり企業の役に立ちたい。」と抱負を語ります。
                              (SIC安藤・荻島)
さがみはらロボット導入支援センター
SIC-2 204号室
http://www.sic-sagamihara.jp/robot/
宮川さん
勝亦さん
川下さん