かわらばん

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     入居企業紹介
かわらばん入居版70号 2010年3月

@あるん
【代表プロフィール】
代表者(店長)三瀬雅一氏
(三瀬店長ブログ http://www.pdma.jp/
昭和22年京都市に生まれ愛媛県育ち
若い頃はアマチュア無線に熱中、読書・映画好きだが、現在は専ら@あるんの運営が趣味

【起業しようと思ったきっかけは?】
 代表の三瀬氏は、エンジニアとして日本電気㈱(NEC)でPC98などのパソコン開発に従事。その後、管理職としてパソコンの商品企画やSCM(supply-chain management)を担当、その後、パソコンネット直販事業を立ち上げ、現在の事業の系譜となる業務を担当
した。
 定年を前にリタイヤ後の暮らし方について考えていた三瀬氏は、同期の仲間に“ネット通販を始めないか”、と持ちかけた。提案の一方、事業を始めるに当たり、ユーザーの立場でヤフーオークションの利用やWEB製作を試みるなど事業化の準備をコツコツ始める。
 2007年12月、八王子のインキュベーション施設で創業。当初はジュエリーや食品など取り扱う商品は雑多であったが、売れ筋として残ったのが寝具・家具関係であったという。

【事業紹介】
 事業の中心は、「ネットショップ事業」。布団セット、羽根布団・羽毛布団、家具・ソファのセレクト商品を中心に、リーズナブルでお買い得なセレクト商品を扱うネット販売を運営。最近では楽天にも出店したそうだ。

【一番苦労していることは?】
 年中無休であること。受注に対応するために、土日返上、平日も深夜まで自宅作業を行うなど仕事づくしの毎日が続くが、やりがいがあり苦労は感じないという。

【これからの夢または目標は?】
 今後は、失われゆく地方の和菓子店など、老舗が長い間作り続けてきた逸品をネットで販売し地方の活性化を少しでも応援したいと考える。
 一方、団塊・シニア世代のお役立ち情報を交換するコミュニティーである「お助け!コミュニティー事業」を充実させ、生き生きとしたセカンドライフを応援したいと話す。
 この春先の時期、地方から都会へ配達する寝具やベッドの注文が多く、どうやら故郷の親御さんが新就職・新入学で都会へ移り住む子どもさんへ送る品のようだ。三瀬氏は、昔の自身の上京の折の親心を思い出し、闊達な声で電話応対すると安心していただける
という。
 生き生きとしたシニア世代による、人と人との交流を大事に運営する一味違うネット通販は、真心を届け快走している。

@あるん(あっとあるん)
通販サイトhttp://www.atarun.jp/ 
左から 副代表の北沢さん  代表の三瀬さん