かわらばん

かわらばん

     社長のコラム
かわらばん入居版116号 2014年1月

迎春 ~新年のご挨拶~
   (株)さがみはら産業創造センター 代表取締役 中嶋 隆
 謹んで新春のおよろこびを申し上げます

 昨年は、「富士山、世界文化遺産に登録」「2020年オリンピック、東京開催に決定」など嬉しいニュースがあり、経済では「アベノミクス」「日銀・異次元の金融緩和」「円安、株高」など、景気回復への道筋が見えてきたようにも思えてきました。
 今年は、皆様にとって、どんな年になるでしょうか。毎年のことですが、年末から年始にかけて、いろいろな経済誌で、新しく迎える年の予測、展望などの特集が組まれています。これから将来のことを考えていくには、良い材料になります。たとえば、以下のようなタイトルです。

「米国が量的緩和を2014年から縮小する。緩和マネーの逆流は、世界経済にどう影響するのか。2年目に入るアベノミクスの行方は。」(週刊エコノミスト)

「2013年は、日本と世界を包んでいた重苦しい空気が大きく変わった年だった。」「14年、世界は再び成長への道を歩み始めることができるのか。」(週刊ダイヤモンド)

「急速に進む少子高齢化、企業や働き手を襲うグローバル化の波、そして、中国、韓国との先の見えない関係。日本人が希望を見出すには他者と共存しながら切磋琢磨していくことから始めるしかない。」(週刊東洋経済)

 今年の特徴として、エコノミストは2014年、ダイヤモンド゙は2020年、東洋経済は2030年を予測し、それぞれの視点で分析をしています。1年、6年、16年先の視点です。

 今年度の事業計画を立てる時に、直近1年間の数値計画を作成していくことは、大変重要なことですが、もう一歩進んで、中期・長期の視点で、計画を立てておくことも重要なことです。今年は、東京オリンピックの開催が決まったことで、2020年という分かりやすい目標ができました。必ず東京の中心部で変化が起きます。もちろん皆様の企業のマーケットとしている地域や企業でも、変化が起きます。その変化を予測し、仮説を立ててみてはどうでしょうか。そして、自社の「顧客」を再定義し、自社が価値提供出来る事、自社が変われることを含めて、事業計画を立案されることをお勧めいたします。今年は、特にお勧めします。チャンスが目の前に来ている予感がします。

 私たち、さがみはら産業創造センターは、企業理念である「総合的なインキュベーション活動を通じて、地域経済の発展に貢献します。」を実現するために、多様な事業に取り組み、今まで以上に継続的な努力をしていく所存であります。

 今後とも、皆様のご指導とご協力をお願いいたします。新しい年が皆様方の幸多い年となりますよう祈念申し上げ、新年のご挨拶といたします。
どうか、本年もよろしくお願いいたします。

                                   株式会社さがみはら産業創造センター
                                         代表取締役 中嶋 隆