SIC職場リーダー養成塾

SIC職場リーダー養成塾

受講者の声

株式会社P:U・Yさん
 管理者が現場状況の未把握による体制不備と役割分担の不明確さにより、製品倉庫の5S体制が整っておらず、各現場担当者が余計な手間をかけて業務を遂行していた。
 1回/日の頻度でこのリーダー塾で学んだ手法「傾聴や質問」を意識しながら各現場担当者に対するコミュニケーションや関係者全員に対するブレインストーミングを行い、現状の問題点や対策案などの洗い出しを入念に行った。
 結果、各現場担当者の役割が明確になり、現場の5S体制が構築され、5S徹底の意識も向上した。現場担当者から「各々の行動を共有すべく朝礼を行ってほしい」などの積極的な意見も出るようになり、毎週月曜日に朝礼の場を設け更なる共有化も図るようになった。
 現在、常に一定の5S環境を維持できる状態になり、品質管理の徹底にも繋がっている。
株式会社T:H・Mさん
 検査・仕上げ工程において、作業者が納品時に使用する検査結果報告書の重要性を認識しておらず、記入手順も標準化されていないことで、記入漏れや記入ミスが多く発生し、顧客からの信用度を低下させる要因の一つになっていた。
 リーダー塾で様々な業種の方とのディスカッションを通して習得した普段の業務では経験できない課題に対する考え方や取り組み方を生かして、社内実践期間中に作業者を巻き込んでPDCAサイクルを回しながら作業手順書の作成や仕上げ時間の設定を行うことで課題解決に取り組んだ。
 その結果、検査に対する作業者の責任感が向上し、検査結果報告書の重要性を認識するようになったので、記入漏れや記入ミスがなくなった。
株式会社S:W・Hさん
 自社生産品は完成品在庫を持たない習慣や仕入品の販売計画も策定しないことから、国内新規仕入商品においても同様のやり方が導入され、社内で販売までの計画や商品情報が共有されていなかった。
 コーチングで学んだ技法を生かし、関係者が実際に感じていた声や問題点を引き出す事で見えていなかった問題が見えてくるようになり、さらに、商品情報の標準化による体制強化によって、作業時間の低減など予想していなかった効果が生まれた。
 今回の結果を国外新規仕入商品にも応用できることで販売ロスを低減できる可能性があるなど大きな波及効果を生むことが分かった。
 私としては良い仲間に出会えたと感じられた事もリーダー塾を通しての収穫だった。
株式会社T:K・Nさん
 生産量が増えていることから生産効率を上げる必要があったが、担当している成形工程内で不良が多発しており、作業効率が悪くなることで生産性が上がらない状況になっている中、具体的な不良発生状況の把握や原因分析もできていなかった。
 社内実践期間に、リーダー塾で学んだ傾聴や質問によるコーチング技法を活かして作業者とコミュニケーションをとりながら不良について調査を行い、調査結果を踏まえて不良内容別に対策を講じて作業者育成による品質向上を目指した。
 すると、作業者自身の技術力だけでなく品質に対する意識が向上し、不良発生数も以前より減らすことができた。さらに、作業者同士で積極的にコーチング技法を取り入れることで職場のコミュニケーションも活発になった。
株式会社H:O・Hさん
 梱包作業が可能な定時人員が2人しかおらず、1日に可能な能力に対して出荷件数が多いため、社員が常に現場に入らないと完了できない状態にあった。  リーダー塾で学んだ傾聴や要約等を用いて繰返しコーチングトレーニングを行ったことで、定時人員を巻き込む形で改善点をディスカッションできるようになった。今までよりも定時人員から意見が出やすくなり、風通しが良くなったように感じる。
 その効果もあり、別のエリアの梱包担当の定時人員を必要に応じて融通できるような仕組みづくりや多能工化を行うことができ、最大投入可能定時人員数が2人から4人になった。結果、作業性評価は月平均13%改善され、生産性向上に貢献することができた。
株式会社M:A・Hさん
 各企業様で、人手不足による製造現場の自動化や作業工程改善が進められており、自動機やロボットを使用した案件の御引き合いが増えているが、社内の作業環境は、それらの仕事を安全に行う環境が整っていなかった。
 そこで、リーダー塾で習得した「コミュニケーション力」と「課題解決力」を生かして、メンバー全員を巻き込んで話し合いを行いながら、社内環境とメンバーの意識向上を目指し、5S活動を進めていった。
 結果、服装の見直しや工作機の作業注意喚起、あるいは、危険要因の排除を行いながら、週1回メンバー全員による一斉掃除も開始。少しずつであるが、各メンバーが、社内整備さを実感しながら、自分たちが安全で働きやすい環境を作っていく気持ちが芽生えてきた。
株式会社H:H・Kさん
 慢性的に倉庫保管スペースの不足が問題視されていたにもかかわらず、物量の変動に人手不足や時間が無い等の理由で対応が後手となり、はみ出し保管や入出庫の作業効率を落とす事態になっていた。  
 課題解決のプロセスを理解したことでスケジュールにズレが起きても、比較的短時間での修正が容易になった。また、コミュニケーション力が向上したことで、周りの人間を納得したうえで改善活動に巻きこむ事が出来た。  
 スケジュールを意識しながら改善を進めることで進捗管理を他者と共有し、双方納得した上での改善活動は、以前までと違い建設的で有意義な意見を出すようになった。結果目標値をクリアし、倉庫整理の活動も相まって予定より多くの保管スペースの確保ができた。
株式会社K:T・Yさん
 私の部署では全ての仕事が属人化しているため、上司部下の立場に関係なくコミュニケーションはほぼ無いため、もし、メンバー間の技術交流の機会などがあれば、今後の各々の仕事にも好影響をもたらすことはわかっていた。
 各作業者の「業務の見える化」を目標にして、朝礼時に全作業者の作業内容や納期を共有する機会を設けた。続いて、部署内品質会議において、仕事の進捗状況や具体的な作業内容などを作業者全員に発表してもらう時間を作った。
 結果、今まで関心の薄かった他の作業者のスケジュールがわかるようになり、部署全体の負荷状況を全員が理解し、繁忙期の仕事の平準化に貢献している。また発言の場ができたことで、今までは個人的スキルに委ねられていた便利操作などを共有できるようにもなった。
株式会社S:O・Nさん
 ソファの生産ラインで、3パーツで構成される製品を3人でライン生産していたころ、業務スピードのバラヅキによる手待ちが発生していたため、生産効率が上がらず、時間あたりの生産量が伸び悩んでいた。
 リーダー塾では『現状の把握』の為には、数値化させることで客観的に現状を捉えることができる重要性を学んだ。その学びの中で、3パーツの製品を1人でセル生産することで効率が良くなるのではないかと仮説をたてた。
 結果、1人で製品完成まで担当することに成功し、生産効率が向上した。また、リーダー塾で学んだ傾聴や承認などコーチングを行うことで、作業者の意見が良く出るようになった。作業者との良いコミュニケーションが自分のリーダーシップへの自信に繋がっている。
株式会社E:I・Hさん
 製品の外観不良が事業開始当初からあり、余計な工程の追加、客先への納期等の問題があった。課内で過去にも対策を話していたが、忙しいことを理由にして対策をしてこなかった。 また、対応できる人間も限られていた。
 本塾でのコミュニケーション研修にてコーチングとティーチングとの違いを学び、実際に部下が意見を聞き出す姿勢に変えていく様に心掛けた。
 次第に、課内で話し合いが生まれ、対策案を検討するようになり、また、コミュニケーションが活発になったことで、若手社員が自分から「作業をやってみたい」と相談が来るようになった。現在、不具合がまだ無くなってはいないが、課内でコミュニケーションを取りながら、目的に向かって活動できるようになった。
株式会社K:S・Mさん
 他の従業員の業務に気を遣い、自分自身だけで問題解決しようと努力してきたが、それでは限界があり中途半端にもなることが多かった。
 リーダー塾では、コミュニケーション力のコーチング(傾聴・質問)を学び、他の従業員に対して行ってみると、以前と比べて多くの意見・考えが多く聞けるようになった。そして、一緒に物事を考えて実行してくれるようになった。
 今まで個人プレーでの問題解決に取り組んで解決にまで至らなかったことが、同様の問題意識をもって一緒に問題解決に向けたPDCAサイクルを取り組めるようになってきた。さらに、皆で「生産性を向上させる」という共通の目的意識をもって業務を実施することができるようになってきたと実感している。
株式会社H:H・Kさん
 慢性的に倉庫保管スペースの不足が問題視されていたにもかかわらず、物量の変動に人手不足や時間が無い等の理由で対応が後手となり、はみ出し保管や入出庫の作業効率を落とす事態になっていた。
 課題解決のプロセスを理解したことでスケジュールにズレが起きても、比較的短時間での修正が容易になった。また、コミュニケーション力が向上したことで、周りの人間を納得したうえで改善活動に巻きこむ事が出来た。
 スケジュールを意識しながら改善を進めることで進捗管理を他者と共有し、双方納得した上での改善活動は、以前までと違い建設的で有意義な意見を出すようになった。結果目標値をクリアし、倉庫整理の活動も相まって予定より多くの保管スペースの確保ができた。
株式会社P:S・Kさん
 会社では短納期を方針とし、製造部でも製造の終了後翌日までに次工程へ製品搬入、事務処理を行うルールがある。しかし、自分が責任者である製造ラインではそのルールを順守出来ていない状況が続き、問題となっていた。
 リーダー塾に参加し、講義や他の職場リーダーとのグループワークを通じてリーダーシップ力について学び、またコミュニケーションを円滑にするコーチングスキルや論理的な課題解決の手法を知り、部下を巻き込んで実践した。
 本塾の受講、及び社内実践を通して、問題であった社内ルールの順守という課題を解決することができた。さらに、部下や他部署関係者とも有効なコミュニケーションを図り、リーダーシップ力の向上へと繋げることができた。
株式会社M:K・Hさん
 前年度より、製造時間の増加があった。ライン全体で約3分の増加がみられ、増加した工程の洗い出しをしたところ、作業者の変更があった工程が一番おおきかった。それにより、次工程者の手が止まることが多かった。
 問題点を踏まえて課題設定を行い、対策として、両工程間に1日分の製品を置き、前工程者には作業の目標時間をもたせて実践した。その結果、次工程者は自分のペースで仕事ができるようになり、また、前作業者は、次工程を気にすることなく作業ペースが遅くならないような作業工程を構築することができた。
 より作業工程を最適化させて、製造時間の削減を実現していくために、新たな対策案を検討しながら、今後もPDCAを実践していきたい。
株式会社M:S・Yさん
 最終検査において、マニュアルやチェックシートが統一化されていないことで、作業者の技量の差が生じてしまい、「カン・コツ」での対応を難しくしていた。
 作業者の「使いやすい」「見やすい」を基準に考え、マニュアルとチェックシートを改善するために、学んだコーチングスキルを活用し、傾聴と質問を繰り返し行った。改善について話し合いを進めていくと、部下から積極的に「こうしたい」と要望がでてくるようになり、今までの書式の問題点が浮き彫りになっていった。
 約2ケ月間かけて、誰が検査を行っても以前に比べて成果に差ができないような統一化されたマルニュアルとチェッシートを作成することができた。また、部下とのコミュニケーションも増えたことは業務の改善にもつながり、仕事が滞りなく行えるようになった。
株式会社O:O・Sさん
 リーダー間のコミュニケーションがうまく機能しないことでチームワークが乱れ、作業指示や分担が不明瞭になり、非効率な作業等への業務改善が進まなくなっていた。
 リーダー養成塾のコーチングで学んだ傾聴、質問、承認を意識して取り組んだ。意見が対立した時には、「開かれた質問」を有効的に活用する事により、真の考えを引き出す事ができ、相手の考えを理解することで、お互いに代替案を出し易くなった。  双方向のコミュニケーションへと変化していったことで、共有する情報量が倍増し、チームワークがスムーズになった。また、承認を意識したことで、リーダー間の信頼関係が生まれ、行動予定、次年度計画、業務改善などの情報交換がスムーズにでき、作業がとても効率的になった。
株式会社K:U・Yさん
 仕事量の増加に伴いマシニングセンタを徐々に導入し増やして対応してきたが、それでも対応できない状況が続いていた。無人加工による24H対応にも取り組んではいるが、夜間の稼働率は目標の1/2程度しか達成していなかった。
 目標達成するには、他の作業者を巻き込んで取り組むことが必要不可欠であり、コミュニケーションについてディスカッションやコーチングと通じて学習した。実際に職場で活用し、各作業者が積極的に『報告・連絡・相談』を行いながら、計画を話し合うことができた。
 昼間に有人加工を優先に行い、帰宅時に無人で長く加工できる業務を実施した結果、夜間加工の時間を伸ばすことができ、効率よく加工ができるようになった。
株式会社M:T・Cさん
年間ロットの大きな注文が入ると、資材部門の出庫担当者である部下が毎月のように部品の払出し間違いや出庫忘れなどのミスを連発し、次工程へ大きな迷惑がかかっていた。
 リーダー塾で学んだ傾聴や質問を積極的に取り入れて聞き取りを行った。結果、現物の確認もれや基本手順を抜かしたまま作業を行っていたことがわかり、グループ全体で共通の問題として捉え、再発防止策を話し合った。
 要因の一つに、部品整理ができていないことから課員全員で収納場所の変更や移動をし、5Sの徹底に努め、作業の基本手順もフローチャートに落とし込んだ。
 出庫もれが防げるようになり、また、作業手順を見える化したことにより、落ち着いて作業に取りかかれるようになった。
株式会社O:O・Sさん
 リーダー間のコミュニケーションがうまく機能しないことでチームワークが乱れ、作業指示や分担が不明瞭になり、非効率な作業等への業務改善が進まなくなっていた。
 リーダー養成塾のコーチングで学んだ傾聴、質問、承認を意識して取り組んだ。意見が対立した時には、「開かれた質問」を有効的に活用する事により、真の考えを引き出す事ができ、相手の考えを理解することで、お互いに代替案を出し易くなった。  双方向のコミュニケーションへと変化していったことで、共有する情報量が倍増し、チームワークがスムーズになった。また、承認を意識したことで、リーダー間の信頼関係が生まれ、行動予定、次年度計画、業務改善などの情報交換がスムーズにでき、作業がとても効率的になった。
株式会社T:T・Nさん
 施工管理における工事部の負担が大きく、仕事が後手に回りがちになっていることで、現場の遅延や安全面が疎かになるなどの影響がみられるようになった。
 リーダー塾に参加することで、現状を分析して問題はどこにあるのか、どのように解決に向けて取り組むのかなどを講義によって学習。自社の課題解決に向けて、リーダーとしての自分自身の立ち位置や役割を理解しながら施工管理手順を明確化し、先を読んで仕事ができるようなチェックシートを作成して実践した。
 取り組みを通じて、施工管理のスタートである仮設工事の準備時間が短くなるとともに負担が軽減されたと社員の声をもらうことができた。今後、安全面も踏まえた働きやすい環境づくりへのきっかけとなった。
株式会社S:K・Mさん
 新規の受注活動や既存顧客の深堀による受注増加が実施できない理由として、各営業担当が抱えている内勤業務量が多く、十分な営業活動時間が確保できていなかった。
 リーダー養成塾では、グループディスカッション等で様々な気付きを得る事ができた。それを踏まえて、「一番の原因は何なのか?」と各担当者の業務量を把握・分析し、コーチングで学んだ「傾聴」「質問」「承認」を意識しながら、営業課内で積極的にコミュニケーションをとり、周囲を巻き込み課題解決に取り組んだ。
 今回取り組んだ課題は、今後の新たな受注獲得に向けてとても重要な業務になる事から、他の営業課員より必要性が高いと共感を得ることができ、目標達成に向けて順調に進めることができた。
有限会社K:U・Yさん
 顧客の要求事項調査の業務において、納期遅れが発生していた。原因として、要求水準における知識不足や情報不足、年々増していく調査件数、人員不足、調査工数の増大などが考えられた。
 講義やグループディスカッションを重ねる中で、様々な視点から見ることにより、この業務の本当の狙いやあるべき姿が見えてきた。そこで、「顧客の要求事項調査の業務」の多面的な改善をすることにし、計画を立て実行した。
 成果としては納期遅れが少なくなり、顧客満足が向上し得る改善活動ができた。しかし、根本的に無謀な納期での要求があることや、調査先によっては、対応が遅い若しくはできない新たな課題も見え、今後の活動に繋げられる行動を学ぶことができた。