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SMC株式会社 下妻工場・ハンドリングラボ 視察報告

さがみはらロボット導入支援センターでは、タイアップセミナー等で連携しているSMC株式会社の下妻工場(茨城県下妻市)ならびにハンドリングラボ(東京都千代田区)を訪問しました。
※SMC株式会社 WEBサイト  https://www.smcworld.com/ja-jp/


①下妻工場

エネルギー価格の高騰に加えて、脱炭素/カーボンニュートラルの推進が叫ばれる中、エアシリンダーをはじめとしたSMCの空気圧製品は工場の省エネにもつながるものとしてニーズが高まっています。そこで、同社の下妻工場では、2022年5月に第2工場を稼働開始させるなど、生産量の強化を図っています。

第1・第2工場合わせて約1,500名が働く下妻工場。自社製品を活用してエア消費量をリアルタイムで可視化するなど、随所に省エネ対策が施されています。また、至るところにアイデアに富んだ「改善」が散りばめられていたり、自動化が進んだ生産ラインが並んでいたりするなど、多くの製造業にとって生産性向上のヒントとなる先進的な工場です。

※下妻工場内の様子は、SMCが公開している公式動画(下記URL参照)をご覧ください。
https://www.smcworld.com/assets/support/inspect/ja-jp/movie/SMC_Shimotsumavp2022.mp4


②ハンドリングラボ

工場訪問後には、本社ショールームならびにハンドリングラボも訪問しました。ショールームでは同社がラインナップしている新製品等の展示・デモを見学することができます。

また、SMCが新たに開設したハンドリングラボ(Handling Lab)は、様々なパッドやワークを実際に触れながら試すことができる拠点として、東京だけでなく、名古屋・京都にも設置されています。協働ロボットを用いたテストも可能で、真空パッドなどの無料貸出サービスもあり、特殊なワークの把持等に課題を持つ企業での活用が期待されます。