かわらばん

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かわらばん入居版66号 2009年10月

Ronkジャパン株式会社
   強さを磨きデジタル無線をフィールドに活躍中!
■代表プロフィール
Ronkジャパン株式会社
代表取締役 高山 建(たかやま けん)
1964年中国・西安出身、相模原市在住の45歳。
多忙を極める高山さんの趣味は、仕事。
会社経営に没頭する日々を過ごす。

■起業しようと思ったきっかけは?
 上海の大学を卒業後、日本で言うJAXA(宇宙航空研究開発機構)のような機関に就職。その後、研修生として来日した大手電機メーカーで、日本のモノづくりを学んだ。
 その後、転職した電機メーカーでは、中国市場の開拓など、日本企業の中国進出を後押しするような仕事を経験したことで、中国と日本の架け橋でのビジネスの可能性を感じ、2006年1月、Ronk上海、同年6月にRonkジャパン(株)を設立し事業を開始した。

■事業紹介
 創業からこれまでの道のりは試行錯誤の連続であった。中国人エンジニアの日本国内企業への人材派遣、メカトロ機器や電子機器部品の受託開発などを手掛けてきたが、人材派遣を取り巻く環境変化、取引先からの突然の開発中止宣告などにより、事業は苦戦。
 そこで、昨秋、決断した。日々の売上はなくなるが、それを我慢して”強みを伸ばそう!自社の強みを活かしたオリジナルな製品開発をしよう!”と決めた。
 時代は、アナログ派からデジタルへの移り変わり目であり、デジタル無線技術を生かした製品開発に集中。同時に顧客開拓を開始した。
 今秋苦労の甲斐があって、開発したデジタル低遅延無線モジュールが、国内中堅音響企業で組み込みの採用が決まった。※デジタル無線モジュール(2.4GHz低遅延ワイヤレスモジュール)
 開発したモジュールは、デジタルワイヤレスの常識を破る遅延時間0.5msを実現し、遅延を感じないためにデジタル方式での違和感が抑えられている。煩わしい配線が不要になるために店舗などワイヤレススピーカーシステムの構築などのアプリケーションが考えられる。

■一番苦労していることは?
 この1年間、顧客から日本のモノづくりを大いに学び、鍛えられた。日本市場は厳しい。製品仕様を満たすだけでは不十分で、例えば操作感や筐体のデザインなど、日本ユーザーの細かな部分への配慮をどこまで対応すればよいかわからなくて大変な苦心をした。
 また、仕様書・説明書などの書類整備も欠かせないために、その整備にもまたさらなる苦労が待っていた。
 なかでも一番大変であったのは、日本の顧客の要望を開発拠点である中国Ronk上海のエンジニアへ伝えること。「なぜ仕様を満たしているのに細かな事が必要なのか?」そう切り返す現地エンジニアとの闘い。日本市場での製品提供を目指すRonkとしては、顧客要望を満たさない限り売れない。そのために、上海にいるエンジニアに日本のモノづくりについて理解を得ることに苦心した。

■これからの夢または目標は?
 テレビが2011年アナログからデジタルへ移り変わるように、無線業界はこれからがデジタル化へ変わっていくと考えている。
 そこには大きなビジネスチャンスが必ずあると信じている。
 電波は国民の財産とも言われます。デジタル技術を使ってその財産を最大限社会貢献できる企業に育てたいと考えています。
 そして、経済の発展には、今後も日本と中国の協力体制は必須であり、その一端を担うビジネスをしていくことが使命であると感じています。

Ronk ジャパン株式会社 SIC-1 319
Tel.042-770-9858 Fax.042-770-9858
E-mail : takayama@ronk-sh.com