子どもアントレ
(さがみはら子どもアントレプレナー体験事業)

ジュニアアントレ

平成24年度 当日の様子

「和〜なごむ〜」 商品:洗えるティッシュケース
「まいたけ参上!!」 商品:きゅうしゅしゅ
「ほっこり堂」 商品:和の雰囲気を大切にしたコースター
「un-D」 商品:藍に染まったカバン
「ふぁっと あ ま〜の」 商品:たあくんのコースター

参加者の声

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1日目

・経営者講演
 杉本社長のお話を伺いました。皆、メモを取りつつ真剣にお話を聞いていました。講演後の感想文もたくさん書いており、非常に興味深いお話が聞けたようです。


・織、染体験
 午後になると、次第に会話も増えてきて和やかな雰囲気になりました。同じ作業を皆で行うことで、わからないところは教え合うなど楽しくできたようです。



2日目

・企画発表シート作成
 前日の自主活動(材料調査や価格調査)を受けて、いよいよ商品の企画に入りました。皆しっかりと調査をしてきており、早い段階で商品の具体的なイメージに関する意見が飛び交っていました。そのため、一日目よりもずっとスムーズに企画を進めることができました。私たちの会社は唯一女の子のみの会社でしたが、女の子ならではの視点からたくさんのアイデアが出ました。

 

・仕入品・店舗場所の入札
 一日目に見た仕入品を思い出しながら、どんな加工ができるかを真剣に考えました。1人ひとりが順にアイデアを言ってゆき、その中でカードケースを仕入れることに決定しました。このころになると、皆自分の意見を言うことに慣れてきたようでした。

 

・商品企画発表~企画再検討
 午前中に練った企画を、参加者やスタッフの前で発表しました。緊張のあまり声が出ず、上手く伝えることができませんでした。更に、発表後に集まってきたアンケートを見て、手厳しい意見に落ち込んだりもしました。しかしそれらを真摯に受け止めて企画案をより良いものにすることができました。



3日目

・事業計画書作成
 企画を経て、いよいよ事業計画書の作成です。前日に行った企画の再検討から、販売時の細かなディスプレイの発案まで丁寧に行っていました。丁寧なだけに、少し時間がかかりすぎてしまったことは反省ですが、活発な議論ができていました。

 

・資金調達
 ようやく銀行に資金調達に行くと、皆堂々と事業計画書の説明をしていました。特に今回製作することになっていた「吸シュシュ」は銀行の方々にはイメージしづらかったようです。そこを理解してもらうために、商品の利便性や機能性について一生懸命説明していました。



4日目

・製造
 計画していたようには進まず、終始時間に追われる形での商品製造となりました。その中でも1人ひとりがそれぞれにできることをやる、というスタイルで協力することができていました。結果的に時間は足りず、ギリギリまで製造を行うことになってしまい、時間管理の難しさや大切さを身に染みて学びました。



5日目

・販売
 始まってすぐは、声が小さくお客さんもなかなかやってきませんでした。しかし、次第に声が出てくると、今度は自分たちでお客さんに買ってもらうための工夫を考え始めました。早い段階での値引きや販売ディスプレイの変更などをした結果、たくさんのお客さんに来ていただくことができました。また、来てくださったお客さんには丁寧に商品の説明をし、誠意溢れた対応を心がけていました。

 

・決算報告
 結果的には赤字になってしまい、多くの反省点が挙がりました。反省会の際は、最大の課題であった“時間管理”を意識しながら行いました。「何時までにこれをやる」といった具合にしっかりと時間を決めて作業を進めることができていました。



BBメッセージ

 初めはなかなか打ち解けるきっかけがなく、作業中も意見が言いにくい、まとまりにくい、といった雰囲気でした。しかし、日を追うごとに仲良くなっていくのが目に見えてわかり、とても嬉しかったです。1人ひとりの能力をお互いがよく理解して作業できていました。何よりも素晴らしいことは、誰の意見も無駄にしないという点です。皆の意見を聞いたうえで一番良い方法を考える、というのは「まいたけ参上!!」の良いところだったと思います。
村上友佳子(BB)






「和〜なごむ〜」 商品:洗えるティッシュケース
「まいたけ参上!!」 商品:きゅうしゅしゅ
「ほっこり堂」 商品:和の雰囲気を大切にしたコースター
「un-D」 商品:藍に染まったカバン
「ふぁっと あ ま〜の」 商品:たあくんのコースター

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