南西フォーラム開催情報 / 開催報告

第3回 iPS細胞、医療、健康領域の最新情報と連携可能性を探るセミナーの開催結果

開催日   平成28年11月25日(金)
      15時00分~17時30分
場 所   東海大学湘南キャンパス
      17号館2階研修室2
      (神奈川県平塚市北金目4-1-1)

分科会内容

15:00~15:10
東海大学の研究活動(研究推進部長 山口滋教授)

15:10~15:40
東海大学医学部の研究の取組(医学部 基礎医学系 秦野伸二教授)

15:40~16:20
(医工連携事例1)
医工連携が支える再生医療とリハビリテーション(医学部 整形外科学 佐藤正人教授)

16:20~17:00
(医工連携事例2)
マイクロ流体デバイスとiPS細胞を用いた脳神経疾患研究(医学部 基礎医学系 分子生命科学 大友麻子助教)

17:00~17:30
施設見学
参加者:13名

当日の様子
「東海大学の研究活動」
東海大学研究推進部 部長
(東海大学理学部物理学科教授) 山口 滋
 東海大学の目指す研究活動へのビジョンを説明して、特に力を入れている研究活動分野や特許・共同研究についても触れて紹介しました。

「東海大学医学部での研究の取り組み」
東海大学伊勢原研究推進部 部長
(東海大学医学部基礎医学系教授) 秦野 伸二
 研究領域や診療科の枠にとらわれない「研究ユニット」と呼ばれる独自の研究システムや研究者が高度な技術を補うための機器について技術集団を活用して利用できる「生命科学総合支援センター」等を紹介しました。

「医工連携が支える再生医療とリハビリテーション」
東海大学医学部整形外科学教授 佐藤 正人
 変形性膝関節症(OA)の克服に再生医療として開発した軟骨細胞シートによる治療や同種軟骨細胞を用いた細胞シートの臨床研究について紹介し、また、運動器リハビリテーションの重要性について、説明しました。

「マイクロ流体デバイスとiPS細胞を用いた脳神経疾患研究」
東海大学医学部基礎医学系分子生命科学 助教 大友麻子
 脳神経疾患研究におけるiPSについて触れながら、ALS(筋萎縮性側索硬化症)疾患モデルの作出やマイクロ流体デバイスを活用した軸索輸送の解析への取り組みについて紹介しました。